新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、米中関係、香港問題、中国経済、新世界秩序など、
世界情勢はこれまでにない速度で回転を始めました。
既存のメディアだけでは状況がつかめず、現場や現地目線に立った情報がよりいっそう求められるようになりました。
そこでアジア・ビズ・フォーラムでは2020年5月からオンライン化を決定、
5月16日に当会主宰の姫田小夏が行ったプレゼン「中国のアフターコロナ事情」を皮切りに、
毎月1回のペースで定期開催に踏み切りました。
オンラインにご参加いただきました皆さまからは、「雰囲気を忖度せずに活発に発言ができた」、
「蓋を開ければ錚々たる顔ぶれ、こうしたメンバーでフラットに語り合える場は貴重」
「適度な規模感で、クオリティの高さが感じられる」など、温かいご声援をいただきました。
もとより、現地・現場に立った分析を大事にしてきたのがアジア・ビズ・フォーラムで、
さまざま分野に精通したメンバーの皆さまに支えられ、
対面式の研究会を活動の中心に質の高い議論を維持して参りました。
オンライン版ではさらに活発な意見交流を実現させており、その役割は小さく微力ながらも、
ますます意義を持つのではないかと自負しています。
■2020年のオンラインのテーマと講師陣
第1回 香港問題の本質
アジア・ビズ・フォーラム主宰/フリージャーナリスト 姫田小夏
第2回 コロナとサプライチェーンの行方サプライチェーン
小島衣料オーナー 小島正憲先生
GVA法律事務所 李昱昊先生
第3回 「中国企業のタイ南下がもたらす日系企業の玉突き現象」
G D M (Thailand) Co.,Ltd.高尾博紀先生
第4回 「シンガポールから見るアジアの時代」
アジリティー・アセット・アドバイザーズ 代表取締役 社長 海保欣司先生
第5回 「コロナ収束する大連と日系企業を取り巻く経済環境」
第伊国際貿易(大連)有限公司法人代表 林 慎一郎先生
第6回 「駐在15年で見たアリペイの軌跡」
セゾンパーソナルプラス 主任調査役 塚崎 剛朗(つかざき たけお) 先生
第7回「2020年下半期、コロナ禍の中国の動向と周辺国の変化」
アジア・ビズ・フォーラム主宰/フリージャーナリスト 姫田小夏