コロナ禍の2021年は、移動の自由が失われた1年でした。
対面でのリアルな集まりができないというハンデの中で、アジア・ビズ・フォーラムは“距離”を克服すべく、
オンラインでの取り組みを強化しました。以下に2021年のテーマと講師陣を記録させていただきます。
■2021年のテーマと講師陣
【第1期】
第1回:「近年の中印関係とインドをハブとしたサプライチェーンの再編」(開催済み)
(講師:拓殖大学名誉教授 小島眞氏)
第2回:2月25日(木)「中国のイノベーションと日本のモノづくり」(開催済み)
(講師:中国ビジネスコンサルタント 宮川曉人氏)
第3回: 3月25日(木)/ドイツ特集「コロナ事情と日独ビジネスの今」ほか
(講師:ドイツビジネスコンサルタント 内海志保氏)
第4回:4月29日(木・祝) 20:00~21:30/「中国の人々の“西側観”」
(講師:アジア・ビズ・オンライン主宰 姫田小夏)
特別対談企画:5月15日
アジア諸国から見た米中対立、そして日本の未来
第1部:アジア諸国から見た米中対立
~日本で進む米中対立の議論の今
第2部:「民主主義の危機」とのアジアの国の統治のあり方
~シンガポール、インド、バングラデシュ、台湾における「アジアの民主主義」
第3部:「アジアの世紀」における日本の課題
~日本への期待感と「アジアに共通する価値観」への思索
◇加々美光行氏 愛知大学名誉教授
日本の現代政治思想の研究者。愛知大学現代中国学部初代学部長。アジア経済研究所名誉研究員。
中国南開大学歴史学院客員教授。国家論から説き起こした文化大革命や中国の民族問題研究で知られる。
◇倉沢宰氏 元立教大学特任教授
バングラデシュ出身。ダッカ大学大学院(M.A.)修了後国費留学生として来日。
博士課程修了後、1982年から愛知学泉大学、2010年から立教大学大学院および
セカンドステージ大学で教鞭をとる。専門は現代社会変動論、東南アジア地域研究。
◇小島眞氏 拓殖大学名誉教授
1994年慶応義塾大学より博士号(経済学)取得。拓殖大学国際学部で教鞭をとる。
『タタ財閥』東洋経済新報社(2008年)ほか著書多数。
近著(共著)に『これからのインド』東京大学出版会(2021年)。専門はインド経済論、開発経済学。
◇吉村一男氏 KYCOM Asia Pte Ltd CEO
KYCOM ホールディングス株式会社の取締役兼シンガポール子会社代表。
日本興業銀行時代はシニアエコノミストとしてNY駐在。
興銀香港の投資銀行Director 、シンガポールの官民インフラファンドManaging Director など
アジアの開発金融に携わる。現在シンガポールに在住。
【第2期】
第5回:5月27日(木曜日)20時~およそ90分
内山深(しん)先生(神保町・内山書店店主)
テーマ:「本屋でチュウゴクを楽しむ ~脱「中国アレルギー」を目指して~」
第6回:6月24日(木曜日)20時~およそ90分
サイエド・ムルトザ先生(バングラデシュご出身で多文化共生がご専門)
テーマ:「バングラデシュを取り巻く国際事情」
第7回:7月27日(金曜日)日本時間の昼11時30分~13時
坂下浩盛先生(マレーシア在住、飲食店経営)
テーマ:「上海とクアラルンプール、2つの都市のビジネス環境の比較」
第8回:8月26日(木曜日)20時~
姫田小夏(アジア・ビズ・フォーラム主宰)
テーマ:新疆ウイグル自治区のテロ事件とジェノサイド論
【第3期】
第9回:2021年9月30日 木曜日 20時~約90分
テーマ:中国の「一帯一路・シルクロード構想」最前線 ~ウルムチの現場から~
講師:範范云涛先生
亜細亜大学アジア国際経営戦略研究科教授/中国弁護士
第10回:2021年10月21日 木曜日 20時~約90分
テーマ:「ミュンヘンモーターショー」に見る中国EVメーカーの欧州進出
講師:内海志保先生
Nipponip編集長/ドイツ・ミュンヘン在住
第11回:2021年11月25日 木曜日 20時~約90分
テーマ:「元トヨタマンが見た2020年代の中国企業と中国人」
講師:田中正知先生
株式会社Jコスト研究所代表/ものつくり大学名誉教授
テーマ:「逼迫する日本の労働環境とアジア人材」(仮)講師:岩田健先生
一般社団法人マーケティングパートナーズ代表理事/社労士・行政書士