今回は環境、ロボット、高度人材といった最も旬なキーワードを取り上げ、これに中国に絡めた視点で掘り下げます。
また、今年は日中国交正常化50周年でもあることから、改めて政治と経済に関わる足跡を振り返ります。
各分野の専門家が「ローアングルな目線」で伝えるアジア・中国事情からは、
日頃の報道では得られない実態が浮かび上がるはずです。
よりリアルな最新情報をアップデートしていただくためにも、ぜひこの機会をご活用いただければ幸いです。
◆9月29日(木) 20時~約90分
及川英明氏 <(株)アクロス代表取締役社長>
省エネ・環境保護政策の現状と課題 ~中国企業の技術力の高まりと日本企業の対応~
コロナ下で経済が後退する中国とはいえ、一部の中国企業は世界的な環境意識の高まりを受けて躍進しています。
太陽光発電や風力発電などもこうした分野のひとつですが、過去には政策による産業育成が企業の乱立を招き、
価格競争に突入する負のサイクルを経験しました。
その中国の省エネ業界は今、世界の市場を握ります。
中国の政策と環境企業の動向を、株式会社アクロス代表の及川英明氏に解説していただきます。
<講師プロフィール>衆議院議員秘書、日本国際貿易促進協会勤務を経て、中国で投資経営コンサルティングに従事。
関西アジア省エネ環境ビジネス推進フォーラム、ジェトロ等の専門家として環境技術・設備等の市場開拓を行う。
◆10月27日(木) 20時~約90分
高放氏
中国人エンジニアが日本を選ぶ理由 ~期待と不安、そして将来への展望~
往時の人気は薄れつつあるとはいえ、今なお一定層の中国の若者が日本を目指しています。
中国の若者にとって「日本を選び、残る理由」とは何でしょうか。
また、短期間で見切りをつける“帰国組”との違いはどこにあるのでしょうか。
講師にお招きする高放さんは、いわゆる「90后世代」。
エンジニアとして活躍の舞台に日本を選びましたが、「日本に在留する選択」に不安もにじませます。
その不安の本質を語って頂きます。
<講師プロフィール> 1991年10月12日、中国吉林省生まれ。
2018年7月に東北電力大学を卒業後、2019年3月に来日し、日本のIoT関連企業に就職。
2021年1月に電気関係の国家資格である第三種電気主任技術者取得に合格。
現在も日本で電力関係のエンジニアとして活躍中。
◆11月24日(木) 20時~約90分
瀬野清水氏
日中国交正常化50周年から見る未来の日中関係 ~次の50年をどう切り開くか~
日中の実力の逆転が進む中、私たちは中国とどう向き合うべきなのでしょうか。
11月の会では、日中が共有した50年の歴史を振り返り、今後の二国間関係を展望します。
1975年に外務省に入省されて以来、一貫して中国に携わってきた瀬野清水氏の豊富な経験から、
「次の50年をどう切り開くか」についてお話をお伺いします。
<講師プロフィール>1949 年、長崎県生まれ。
1975年、外務省に入省後、北京、上海、広州、香港などで勤務。2012年に退職するまで通算25年中国に駐在。
2009年~12年まで重慶総領事館総領事を勤める。現在、日中協会理事長。
◆12月22日(木) 20時~約90分 (※この回のみ「最終木曜日」の開催ではありませんのでご注意ください)
大谷博之氏 <株式会社SGST 執行役員営業本部長>
日本で活躍を始める中国製ロボットたち ~日中ロボット事情と最新の市場動向~
私たちの身の回りで民生用ロボットがどんどん投入されています。
ファミレスや高齢者施設で活躍するロボットたちの故郷は「実は中国」というケースが少なくありません。
日中のロボット業界と、中国製ロボットのカスタマイズをめぐる市場の最新動向についてお話いただきます。
AI領域のソリューションに取り組む株式会社SGSTにて、日中のつなぎ役として活躍する大谷博之氏を講師にお迎え、
解説していただきます。
<講師プロフィール>三井住友カード㈱で2005年から銀聯カードの日本導入のプロジェクトの責任者を務め、
導入後は東西の加盟店営業部長として普及に尽力、2021年同社を退職し現職。
■アジアビス・オンラインの概要
毎月最終木曜日の20時にスタートします。前半45分は講師によるテーマの講演、
後半45分は参加者によるディスカッション(ご質問・ご感想など)で進行いたします。
■実施概要とご参加方法
<実施概要> Zoomを使って実施致します。(サポートが必要な方はご連絡ください)
<参加費用> ①1期(4回)通しでお申込み:4,000円(+実施済みの録画をご覧いただけます)
②単発(1回)のみの申し込み:1,500円
※㈱ジェイシーワンの口座(三井住友銀行)へお振込みいただきます。
(振込手数料はご参加者負担とさせていただきます)
※領収書の発行が必要な方は、お振込後14日以内にお申し出下さい。
<申込方法> ①ご芳名 ②ご所属 ③eメールアドレス ④ご連絡先(電話番号)をご記入の上、
事務局長の杉本へメール送信下さい→ kiyoshi.sugimoto.ja@gmail.com
(なお、当日のZoom入室方法などのご不明点やお困り事がございましたら
お電話にてご相談ください→ 杉本携帯:080-4344-1628)