■アジアビズ・オンライン 2023年第4期の活動予定
第10回 10月26日(木) 20時~21時30分
ゲストスピーカー 藤井孝史氏
テーマ 「ミャンマーで福祉人材育成、そこから見えてきた課題」(仮題)
「アジア諸国での看護・介護人材雇用と、そのプロセスで見えてきた課題」(仮題)
中国、ミャンマーをはじめとするアジア各国での人材育成事業の最前線に2008年から約15年に渡って携わってきた藤井氏。
その時々の各国の政治体制や社会情勢に翻弄されながらも事業を推進し、数々の日本語学校の設立や看護師・介護士人財育成を形にして来られました。
現地最前線でのビジネス経験を通して見えてきた、現地の様々な社会課題や人材を受け入れる日本側の問題点、
そして今後の日本の外国人材受け入れのあるべき姿を語って頂きます。
プロフィール:大手金融機関、電鉄会社などでの活躍を経て関西の学習塾大手に転身。
海外事業担当役員として、アジア各国で日本語学校の設立、また日本で働く看護・介護人材の育成事業を立ち上げ、事業運営に携わる。
その後、介護技能実習生受入れ事業に実務責任者として従事。
2023年6月に定年退職し、現在は外国人材および医療・福祉関連のコンサルタントとして活躍中。
ゲストスピーカー 川村範行氏
テーマ 「コロナ後、日本初の学会訪中団による対話交流の実現~岐路に立つ日中関係の課題と克服~」
内容:川村範行先生は、東海日中関係学会訪中団(6名)の団長として8月下旬~9月初旬、北京、河南省をご訪問されました。
中国外交部幹部との懇談、及び中国社会科学院日本研究所専門家との座談会などを実現、国交正常化50周年、平和友好条約締結45周年の日中関係が
直面する課題について、率直な意見交換を行う中で、日中関係を重視し、日米関係に偏らないようにとの中国側のメッセージを受け止められました。
福島原発問題で山口公明党代表の訪中取り止めの当日、北京入りし、外交の“第2トラック”の役割を果たした形となりました。
訪中の舞台裏も含めて日中外交の最新事情と展望をご解説頂きます。
プロフィール:岐阜県出身。1974年、早稲田大学第一政治経済学部政治学科を卒業後、中日新聞社入社。
1995年に中日新聞・東京新聞上海支局長、その後は論説委員など歴任。
2005年に北京城市学院客座教授、2011年に同済大学顧問教授に就任。
現在、名古屋外国語大学名誉教授、日中関係学会副会長・東海日中関係学会会長。
第12回 12月28日(木) 20時~21時30分
ゲストスピーカー:田中寛氏
テーマ 「日本語教育の過去・現在・明日――日本、タイ、中国、インドネシアでの体験から」
内容:戦前、日本はインドネシアを統治するために大々的に日本語を普及させ、日本語の教科書を作り、日本語検定を編み出しました。
現地紙には合格のための試験対策が掲載されたほどで、これがこんにち日本にあるすべての検定試験の“元祖”となりました。
インドネシアの日本語学習人口は中国に次ぐ世界2位。田中先生の胸の内には「果たして日本語を学んで彼らは幸せになったのか」という思いもあると言います。
日本語教育の研究をライフワークとし、先ごろインドネシアから帰国した田中寛先生に「インドネシアにおける日本語教育の過去・現在」を対談形式でお話いただきます。
プロフィール:大東文化大学名誉教授。東京外国語大学大学院外国語学研究科日本語学修士課程修了。文学博士。
1977年、泰日経済技術振興協会のアドバイザーとして赴任しタイ人に対する日本語教育カリキュラム開発・日本語教科書編纂・タイ語教科書編纂等を担当。
帰国後、日本語教育教材開発をしながら日本語指導を続けた後、中国・湖南大学客員教授。
文教大学教員を経て1998年より大東文化大学外国語学部教授。英国ロンドン大学学術訪問研究員。北京外国語大学特別研究員。
世界でもっとも広く使用されている『みんなの日本語』の前身の日本語教科書の開発にも従事。
≪実施方法≫
ZOOMを使って実施致します(サポートが必要な方はご連絡ください)
・1クール(10~12月・計3回分)4,400円 ・1回単発1,650円
■お申込み方法
下記をご記入の上メールで杉本宛(kiyoshi.sugimoto.ja@gmail.com)にお送りください
(1)お名前のみで大丈夫です
(2)領収書の必要な方は、併せて宛先をお送りください
■お振込先
三井住友銀行/葛西支店(店番823) 普通口座 4673170
名義 株式会社ジェイシーワン
ご不明の点やお困りのことがありましたらご連絡ください(杉本:080-4344-1628)