4月 井本正嗣氏をお迎えして
「言うほどに簡単ではない多文化共生、日本がとるべき選択とは」
日時:2025年4月24日 20:00~21:30
【内容紹介】
移民に寛容な政策を採る欧州ですが、駐在経験を持つ井本正嗣先生は
「今欧州は非常に難しい局面になる」と危惧しています。
移民率(12カ月以上居住)は仏、英、米で10%、スウェーデンで19%超に達しますが、
そのスウェーデンでは移民の失業率が上昇、財政も悪化し、犯罪も増加していると言います。
一方の英国は、数百万円単位の帰還手当を捻出し、移民を送り返す手段を講じているといいます。
一歩先を歩む欧州がこうした潮流に置かれる中で、後発の日本はどうすべきなのでしょうか。
井本先生による欧州の現状分析とともに、”移民大国”にシフトする日本の近未来を予測したいと思います。
【プロフィール】
1957年和歌山県生まれ。大学卒業後、1981年パナソニック社入社。
一貫して記録メディア、オーディオ・ビデオ機器の海外営業・マーケティング業務に従事。
海外駐在は、パナマ(研修生)、イタリア、ドイツ、フランスで勤務(合計15年)。
日本勤務時代も含めて50以上の国を訪問。
現在はジェトロ和歌山貿易情報センターにて中堅中小企業の輸出・海外進出を支援。
5月 姫田小夏
「東南アジアの外国人労働者が台湾を選ぶ理由」
日時:2025年5月29日 20:00~21:30
【内容紹介】
3月末、台湾第二の都市・南部の高雄市を訪れ外国人労働者の受け入れ状況を取材しました。
台湾は80年代後半から土木・建設・製造・介護の領域で受け入れが進み、外国人労働者については約40年の歴史があります。
その数は2024年12月で82万人となり、インドネシア人が最多を占めています。
一方で、台湾はすでに「お越しいただいている」という雰囲気です。
また、外国人労働者の中には「日本も検討したが台湾を選んだ」という人もいました。なぜなのでしょうか。
歴史、言語、社会のまなざし、経営者の視点などを織り交ぜながら、日本との違いや日本のこれからを考えます。
ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。中国ウオッチは30年超、中国滞在経験も長い。
近年は都内の外国人留学生のサポート活動をしながら、中国やアジアを身近に捉える取材に取り組む。
著書に 『インバウンドの罠』(時事出版) 『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)
『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。
上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。
6月 塚崎剛朗氏をお迎えして
「特定技能人材の健全な就労ために ~インドネシア人の就労支援の現場から~」
日時:2025年6月26日 20:00~21:30
【内容紹介】
3K職場を支える特定技能インドネシア人を就労支援している現場から、成功事例とそれを支える就労支援のご報告です。
なぜ今インドネシア人なのか、また彼ら特定技能人材の健全な就労を継続するために重要なことは何か――。
来日費用の軽減(ベトナムが反面教師)、順法と多文化共存意識のある受け入れ企業の選択、
インドネシア人の気質や文化に対する理解などについて、塚崎先生にその最前線をレポートしていただきます。
事業化歴は短いものの、高評価を得て100%増員の実績を叩き出す手腕にもご注目ください。
【プロフィール】
1989年、三井リース事業株式会社(現、JA三井リース)、2000年、株式会社クレディセゾンに入社以来、
新サービスや新規事業を立ち上げ、その一環で2005年から15年間上海に駐在するなど海外在住歴が長い。
現在は100%子会社のセゾンパーソナルプラスで、特定技能外国人の就労支援事業を同僚と立ち上げ3年目を迎える。
自分が異邦人であったので、来日する外国人の気持ちに寄り添えるのではないかと思ったことが、立ち上げの切っ掛け。
■実施方法とお申込み方法
「ZOOM」を使って実施いたします。
事務局長・杉本へメールで「参加者氏名」をお知らせください。
(kiyoshi.sugimoto.ja@gmail.com)
※当日の入室方法などを含めご不明の点やサポートが必要な方は
杉本へご連絡ください。(携帯:080-4344-1628)
■ご参加費
1期分(連続3回分)=税込4,400円(1回単発参加の場合は税込2,200円です)
※2期分(連続6回分)のお申込みも可能です。
※領収書の必要な方は、法人名義・個人名義のいずれかと、領収書郵送先をお送りください。
■お振込先
三井住友銀行/葛西支店(店番823)/普通4673170/(名義)株式会社ジェイシーワン
(弊社インボイス登録番号:T3 0117 0101 0102)